カテゴリーアーカイブ 介護のこと

著者:エンディングノート普及協会

若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?

2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると厚生労働省が発表し(2015年1月)、65歳以上の3人に1人が認知症当事者と認知症予備軍になると予測されている認知症。

近頃65歳未満で発症する若年性認知症については、当事者の方々が声をあげ、講演会で登壇されたり、本を出版されるなど、若年性認知症への理解を求めた啓発活動に力をいれておられます。

しかし、まだまだ「認知症になったらおしまいだ」と考える人も多く、物忘れが多くなったり、日常生活のちょっとした違和感に気づいていても、早期に診断を受ける人は少ないでしょう。

介護の現場においても、認知症に対する理解を深めている施設も少しずつでてきましたが、反対にベッドに手足や体をしばりつける「身体拘束」は10年前の2倍になっているという厳しい状況もあります。

どんなことについてもそうですが、まずは「正しく知ること」が全てのスタートです。

認知症についても「こうだろう」という、予測や推測で判断するのではなく、その人はどう思っているのか?どうしてほしいのか?何が必要なのか?をしっかり聞くこと。

そこから全てが始まると考えます。

そこで今回は「若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?」をテーマに、若年性認知症当事者の竹内裕さんと、フリージャーナリストの奥野修司さんによる対談を企画いたしました。

竹内さんは広島在住。59歳で若年性認知症と診断され、現在は当事者として多くの認知症と診断された人を笑顔にされています。

また奥野さんは、ノンフィクション作家であり、昨年は若年性認知症当事者丹野智文さんの著書「丹野智文 笑顔で生きる」を監修された他、講談社 読書人の雑誌「本」では「愉快な認知症」を連載中でいらっしゃいます。

今回の企画は、全国を飛び回ってみなさんを笑顔にしている竹内さんから、昨年夏に奥野さんをご紹介いただいてご縁と、地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家施設長の田原さんのおかげで実現することになりました。

主催は会場となっている地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家さんにお願いしました。

五本松の家は昨年オープンした新しい施設ですが、広島県内で初めての「暮らしの保健室 ふくまち」(地域交流スペース)を併設されるなど、福山市内外から多くの方が見学にこられる施設です。

地域交流スペースは誰でも気軽に立ち寄ることができる工夫が随所になされており、今回も「一人でも多くの方にお二人のお話をきいていただきたい」という、私たちの希望を快諾してくださいました。

  • 認知症について不安に思っている方
  • 認知症の方の介護をされている方
  • 認知症についてもっと知りたいと思っている方

認知症と診断された人たちが、実際どんなことに悩み、どんなサポートを必要としているのか?サポートする側ではなく、される側としての「本音」を聞いてください。

若干お席に空きがございますが、参加ご希望の方は必ずご連絡いただきますよう、お願いいたします。

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『若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?』
日 時:2018年1月12日(金) 14時~15時30分
会 場:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家 地域交流スペース
定 員:30名
参加費:500円
語り手:竹内 裕さん(たぬき倶楽部代表)
聞き手:奥野 修司さん(フリージャーナリスト)
主 催:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
共 催:特定非営利活動法人エンディングノート普及協会
お問合せ:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
TEL 084-999-6321  FAX:084⁻999-6322
担当:田原久美子
※対談終了後、同会場でお二人を囲んで交流会を開催いたします。
参加費は500円(お茶・お菓子付き)です。
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◎竹内 裕さん
59歳で若年性認知症と診断され、現在64歳。
「診断当初は自宅に引きこもる生活をしていた」という竹内さんですが、現在では笑顔で全国を飛び回り、多くの若年性認知症の方を笑顔にされています。2017年8月には「認知症の人やその家族、病気や障害などで生きづらさをかかえる人が集い、ともに学びあい、課題を発見し、解決のために地域貢献を行うことを目的とする”たぬき倶楽部”」を立ち上げられました。

◎奥野 修司さん
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞。『看取り先生の遺言』『魂でもいいから、そばにいて』『丹野智文笑顔で生きる』他、著書多数。
講談社 読書人の雑誌「本」にて、若年性認知症当事者の方へのインビューをまとめた「愉快な認知症」を連載中。

著者:akagawa

介護に関わる立場から看取りを語っていただきました

11月11日は介護の日!

というわけではありませんが、特定非営利活動法人エンディングノート普及協会初の助成金事業「看取りとは?さまざまな立場の経験から〜第一回 介護の立場から〜」を開催いたしました。

第1部は、社会医療法人 社団 沼南会 管理栄養部 リハビリテーション部副部長で理学療法士の森田 裕治さんからのお話し。

様々なデータを提示していただきながら、考察、これからの課題まで、参加者の皆様にも考えていただきながら、充実の時間となりました。

地域ぐるみの連携と人生の自己申告の作成

日々講演活動をなさっている森田さん。

始まると同時に

はい、みなさん立ってくださ〜い

あれ?森田さんだから(理学療法士さんです)、まずは体を動かす?と思ったら・・・

ではみなさん、そのまま一つ前の席に移動をお願いしま〜す!

なんと!みなさんを前の席に誘導して、より聞きやすい場所に移動していただくよう促してくださいました。

この自然な流れ!素晴らしい!

この移動をしていただいたことで、会場と前で話す方の関係がより近くなって、私たちが準備していた以上に内容の濃い講演会になりました。(森田さんありがとうございます!)

流れるような森田さんの現場の取り組みのお話しは、

施設や専門職、家族、地域、行政の全てが情報を共有し、連携していく時代に向けてどう取り組むか?

そのためには「人生の自己申告」をしておくこと。

まさしくエンディングノートや自分ノートの作成の必要性を感じる内容でした。

家族の想いと介護士の想いはどこですれ違うのか?

第2部は、森田さんと介護福祉士さん2人の3人にご登壇いただいて、一般人代表の赤川の質問にお答えいただく形式で進めました。

今回の参加者さんの8割が介護に関わるお仕事の専門職さん。

みなさんお忙し中をお越しくださっただけあって、本当に熱心で「少しでも介護の現場を良くしていきたい!」という意気込みが伝わります。

家族とのコミュニケーション、連携が大切だ!とおっしゃる、そしてそのために動いておられるのに、家族との間にすれ違いが生じてしまうのはなぜだろう?

情報共有をして欲しいと望む介護関係者と、まだ大丈夫と先送りして手遅れになってしまう家族の間には、どんな考え方の違いがあるのだろう?

介護に関わるみなさんが、真剣に考えて頑張ってくださっているからこそ、その頑張りを理解できる家族でありたいと同時に

介護の制度も仕組みも、複雑すぎてついていけない

というのが一般人。

どのように伝えていくのか?どのようにコミュニケーションをとっていくのか?については、一般人代表の赤川から少し意地悪な質問をさせていただきました。

普段の生活で、連絡手段はLINEやメッセージが主流の今、介護施設からの連絡は電話かお手紙という超アナログ。昼間の連絡も、気になっても仕事中電話には出られないし、LINEやメールなら隠れて確認して返信もできるかもしれないのに。
それに、介護施設やサービスの情報を入手しようにも、HPやSNSが充実しているところは少なくて、情報収集が難しい。超アナログを改善できないものでしょうか?

これは個人的にもずっと思っていることです。

小学校や中学校でも、連絡網はLINEグループだったり、緊急のお知らせも一斉にメールが流れる時代。

「高齢者の方はそういうのは使わないので。。。」とおっしゃるけれど、みなさんが連絡をとっている相手は、40代〜60代のスマホ世代ではないのですか?

というのが私の意見でした。

これについては、コストもかかるしリスクマネジメントの問題もありますから、一足飛びに「やれば良いと思います!」といかないのは良くわかります。

それでも。今回投げかけさせていただいて、会場のみなさんにも考えていただけたこと、問題提起になったことはとても嬉しいことでした。

日本の未来は明るいかも!

今回とっても嬉しかったこと。

それは高校生の参加者さんがいらしたこと。

チラシを見たとお電話をいただき、学校帰りに参加してくださいました。

一人で参加してくださった学生さん。どんなことを感じ、考えてくださったのでしょう。

帰り際に声をかけると「次回も参加して良いですか?」とのこと。

もちろん喜んで!大歓迎!

こうして、一人でも関心をもってくれることが大切で、そこから少しずつ輪が広がっていくのだと思います。

彼女の行動力に敬意を表し、これからの活動に勇気をいただいたのでした。

会場では、看護・介護のケアにメディカルアロマを取り入れる活動をしておられるNursing roseさんによる、アロマハンドトリートメントの体験コーナーも設置され、会場を和ませてくださいました。

次回は12月16日(土)に第2回「医療の立場から」と題して、在宅医療専門のまるやまクリニック院長  丸山先生にご登壇いただきます。

第2部では、在宅医療専門クリニックの看護師、訪問看護認定看護師、在宅専門薬剤師の3人の方にご登壇いただき、在宅医療の今をお話しいただきます。

 

著者:akagawa

看取りは特別なことではありません〜介護の現場から〜

11月11日(土)13時30分〜、福山市内にて「看取りとは?」をテーマにした講演会を開催いたします。

この講演会は三回連続企画となっており

第1回は〜介護に関わる立場から〜 2017年11月11日(土) 13時30分〜15時30分

第2回は〜在宅に関わる立場から〜 2017年12月16日(土) 13時30分〜15時30分

第3回は〜これからの看取りと家族〜 2018年1月13日(土) 13時30分〜15時30分

の予定です。

※この講演会は公益財団法人在宅医療助成 勇美記念財団の助成対象事業です。

介護に関わる立場から

第一回の介護に関わる立場から、第1部の講演は、社会医療法人 社団 沼南会 管理栄養部 リハビリテーション部副部長で理学療法士の森田 裕治さんを講師にお迎えします。

森田さんは、施設内でのお仕事の他、福山市南部地域を中心に出前講座や市民講座の講師としても広くご活躍中です。

社会医療法人 社団 沼南会さんでは、グループホームなどを中心に「終の住処としての介護施設」として終末期〜看取りにも積極的に取り組んでおられ、ご本人も家族も「よかった」と言える時間を心がけておられます。

在宅看取りと言われる時代がきますが、介護施設も病院以外の”在宅看取りの場”となっていくはずです

終末期を自宅でという希望はあっても、全ての人が自宅で最期を迎えるのは現実的には難しい家族形態の現代では、施設を終の住処にしたいと願う人も多くなっています。

しかし、現場では人手不足によって「十分な対応ができないのではないか」「急変などへの対応はどのように行うのか」など、取り組み段階で問題を抱える施設も多いと聞きます。

また「人の死を体験したことのない世代」の家族や介護職員の増加によって「死を恐てしまう」という傾向にあることも事実です。

森田さんには「人生の最終段階のケア」について、詳しくお話しいただきます。

介護福祉士の経験・立場から

第2部は、2人の介護福祉士にもご登壇いただいて、パネルディスカッションを行います。

第2部からご登壇のお二人は、小規模多機能ホーム、デイサービス、グループホーム、特別養護老人ホームなどで長年介護福祉士として介護に携わっておられる、現役の介護福祉士さんです。

ここでは、介護サービスの現状や現場での取り組み、これまでのご経験を含めてお話ししていただく他、家族代表として特定非営利活動法人エンディングノート普及協会代表の赤川が、家族側からの要望や質問などを行っていきます。

入所サービスのないデイサービスでは、比較的「看取りとは縁遠い」と思われますが、高齢の方が利用する現場では、体調の急変など「いつも意識をすることが大切」とも言われます。

また、一度入所すると亡くなるまでの終の住処となる特別養護老人ホームでは、施設で終末期をどのように過ごしているのか、家族の関わりは?職員の方の関わりは?急変時はどうなるの?など、具体的に伺います。

必ず訪れる看取りを特別視しないために

「看取りとは」と文字にすると、どこか大変なことのように感じてしまいますが、どの方でも必ず訪れること。特別なことではありません。

人の最期を恐ることはありません。

しかし、しっかりと生き、しっかりと最期をかんがえていなければ、良い最期を迎えることが難しいというのは、終末医療や看取りに関わる専門職のかたが、みなさん言われることです。

この三回の講演会を通して、様々な年代の方に「看取り」「自分はどのよに最期を迎えたいのか」「どのように見送り、見送られたいのか」を考える機会にしていただきたいと願っております。

介護や医療の専門職の方はもちろん、一般の方、特に若い世代の方や親子、ご家族で聞いていただいたのち、みなさんで話題にしていただきたいと思います。

なお、11月11日は12時40分〜と終了後の15時40分〜、Nursing roseさんによるメディカルアロマハンドトリートメント体験を実施いたしますので、ぜひ体験してみてください。

 

入場は無料です。

一回目のみ会場が違います。

エムシー福山(旧NHKの東隣)

 

著者:akagawa

看取りを知ること

みなさんは「看取り」と聞いて、どのようなシーンが浮かぶでしょうか?

経験のあるなし、その時の感じ方で人それぞれであると思います。

看取りとは?

看取りとはもともとは、「病人のそばにいて世話をする」、「死期まで見守る」、「看病する」という、患者を介護する行為そのものを表す言葉でしたが、最近では人生の最期(臨死期)における看取りを持って、単に「看取り」と言い表すことが多くなっています。
健康長寿ネット 看取りとは より

人をはじめ生き物は、生まれたら100%最期を迎えます。

自然災害にあう、事故に遭う、ガンや難病を発症するなどは、どんなに確率が高くても100%ということはないのですが、人が人生を終えることだけは、100%の確率であり、当然のことです。

なのに「死を恐れる」ようになったのはなぜでしょうか?

家から病院へ、そして死は遠くなった

厚生労働省の「死亡の場所別にみた死亡数・構成割合の年次推移」によると、昭和30年頃には家で亡くなる人が約76%に対して病院で亡くなる人は約12%でした。

しかし、平成21年には家で亡くなる人は約12%に対して病院で亡くなる人は約78%、施設で亡くなる方が約3%となり、全体の80%強の人が病院や施設で亡くなるようになりました。

最近では、すこしずつ「自宅で最期を迎えたい」と、病院から在宅に切り替えて住み慣れた家で最期を迎える方も増えてきましたが、今でも最後は救急車で病院へという流れが一般的です。

この変化で何が変わったのか?

それは「終末期や死が身近ではなくなった」ということです。

当然のように自宅で死を迎えていた頃は、家族みんなが終末期を見守り、体の変化を受け入れながら見送りました。

しかし、医療の進化とともに病院で最後まで治療を受けながら最期を迎える、医療の現場で、医師や専門のスタッフにその最期を委ねることが一般的になり、家族は終末期の責任を病院に任せるようになりました。

「自分の最期は住み慣れた自宅で」とエンディングノートに書きたいけれど、家族に迷惑をかけるから書けないという人、「最期は家に連れて帰ってあげたいけれど、容体が急変した時にすぐ対応できないから病院の方が安心」という家族。

延命治療を望まないという人が増える一方で、家族は終末期を専門家に託したい。

この矛盾を解決しなければ、本当に「自分らしい最期」を迎えることが難しいのではないでしょうか。

病院でも自宅でもない介護施設という選択

在宅介護・看護が推奨されるようになり、在宅看取りへの流れができつつありますが、実際に「在宅看取りを希望しても、見とる家族や身内がいない」というケースも多くなっています。

そこで終の住処が介護施設となり、介護の現場でも「看取り」が重要な課題となってきました。

介護のベテランである介護職員ですが、看取りを経験しているスタッフが充実しているとは限りません。

実際に、介護専門の学校を卒業し介護について学んだ学生たちも、これまでの人生において「人の死」に立ち会ったことがないという場合が多いのです。

核家族化が進み、祖父母や叔父叔母が亡くなる際にも、亡くなってから葬儀場で対面する、あるいはそのよな経験もないまま介護の世界に入り、人が亡くなっていくことを「怖い」と感じてしまうスタッフも少なくないと言います。

しかし、看取りの場は確実に病院でも自宅でもない「介護施設」という選択が進んできます。

介護施設での受け入れ態勢の強化はもちろんですが、家族の方も「看取りの場としての介護施設」について現状を把握し、

  • 自分たちの選択肢として考えられるのか?
  • その場合は何を基準に決めるのか?
  • 施設に何を求めるのか?
  • 家族としてどのように関わるのか?

などをしっかりと考える必要があります。

看取りの経験を様々な立場から伝える

このように、一言で「看取り」と言っても、様々なケースや考えるべきことがあります。

また、立場によっても考えることは違います。

この度特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では「看取りとは?」をテーマに、それぞれの立場から看取りについて語っていただく講演会を開催いたします。

第1回は〜介護に関わる立場から〜 2017年11月11日(土) 13時30分〜15時30分

第2回は〜在宅に関わる立場から〜 2017年12月16日(土) 13時30分〜15時30分

第3回は〜これからの看取りと家族〜 2018年1月13日(土) 13時30分〜15時30分

各回とも、第1部はその立場の専門家による講演、第2部は専門家たちによるパネルディスカッションを予定しています。

それぞれの立場から、看取りを経験して考えること、これからの課題など、経験したからこそ語ることのできる、生の声をお伝えし、みなさまに考えていただきたいと思います。

会場では、看取りに関する本のご紹介や情報提供などを行います。

また、第1回の介護に関わる立場からの回では、介護・看護のケアにメディカルアロマを取り入れる活動をしているNursing roseさんによる、ハンドトリートメント体験も行いますので、ぜひ足をお運びください。

 

 

著者:akagawa

世界アルツハイマーデー&世界アルツハイマー月間

世界アルツハイマーデー

9月21日は世界アルツハイマーデー(1994年世界アルツハイマー病協会が制定)そして9月は世界アルツハイマー月間です。

各地で啓発イベントや講座が開催されたり、オレンジライトアップが行われます。

2017年オレンジライトアップはこちら→ライトアップ

第4回広島県認知症ケア専門会研修会

超高齢化社会へまっしぐらの日本において「認知症」は切っても切れない疾患となってきます。

 

先日、広島で開催された「第4回広島県認知症ケア専門会研修会」に参加させていただきました。

講師は認知症介護研究・研修東京セミターのセンター長の山口晴保先生。

認知症介護研究の世界では第一人の先生ですが、まるで綾小路きみまろさんが話しているように、笑いの絶えない2時間でした。

 

認知症の疾患別に詳しく解説をしてくださった部分につきましては、先生の本をご参考にしていただければと思います。

山口先生は

  • 認知症予防とは先送りすること。長生きすればいずれなる
  • 究極の認知症予防は75歳以上生きない

など、え???と思うけど、あっさりと、にっこりとお話になるのです。

元気で長生き=認知症のリスクは高くなる

要するに

長寿と認知症はセット販売が基本です

笑ってしまいましたが、とても腑に落ちました。

そして、データを見ながら解説してくださった際にも、

40代で認知症になろうと思ったら宝くじを当てるくらい難しいけど、75歳を過ぎたらかなりの高確率でなれます

という言葉に、見る角度を変えるってこういうことなんだなぁと、妙に納得したのでした。

 

さて、今回のお話をお聞きして、私は、協会は何をしていくべきなのか?

認知症介護やケアは専門家の方々にお任せすることにして、私たちだからできることは何か?をしっかりと考えて取り組みたいと思います。

私が講演をさせていただ時も、みなさん「認知症は困る」と言われます。

そして、各種高齢者向けの講座では「認知症予防」をテーマにしたものが多く、みなさん集まっては予防体操や脳トレに励んでおられます。

少し前にも「予防」ではなく「まちづくり」を、と書いたことがありますが、私は認知症予防や脳トレに「前向きに」励む人たちを見て、逆に「後ろ向き」な感じがしていました。

少しでも元気で長生きを!と、みなさん元気に集まって体操などをする姿は、一見前向きな人たちだけど、それに励む裏側には「病気になりたくない」「認知症になりたくない」と「なりたくない」という気持ちが大きいのですよね。

ある種の恐怖とでもいうか、なったら困るから必死で予防する。恐れの裏返しになってる人も多いように思います。

実は「なったらどうしよう」というような不安を抱えた精神状態は、かえって様々な病気を誘発することも少なくありません。ストレスは様々な病気の原因になるのは、みなさんご存知ですよね。

とても納得、そして恐れたって気にしたって、これだけ長生きの時代なら誰しも認知症になるのは高確率。

「なったらどうしよう」ではなく「なってもなんとかなる」準備をした方が、よほど前向きかな?

なってもなんとかなる!

まちづくりは世代に関係なく「誰でも安心して暮らせる」ための取り組みです。

まずはRUN伴2017にエントリーしよう!

著者:akagawa

介護保険負担限度額認定を申請しましたが大変です

こんにちは。エンディングノートナビゲーター®、終活講師の赤川なおみです。

介護保険負担限度額認定って聞いた事がありますか?

ざっくり言うと、介護保険を利用して在宅での介護ではなく、入所施設を利用している人が対象の、施設を利用する際の食費や居住費(滞在費)を、軽減しますよというもの。

って・・・自分で書いていても、難しい!面倒だ!と思うのに、高齢者同士のご夫妻で、自分たちで申請をするしかない場合って、できるのだろうか???

私が申請したのは、実家の祖母が対象だったからですが、本来は7月31日までにしておかないといけなかったんですよね(汗)

祖母は特別養護老人ホームに入所しており、非課税対象者なのでした。


ずっと気にはなっていました。

最近、コンビニとかで「通帳のコピーをするシニアの人たち」を、よく見かけました。

そういえば、施設の方から「これまでこちらで出来ていた手続きですが、ご家族の方でしていただくことになったので・・・」って電話があったよね?

みんなが、慣れない手つきでコピーしてるのって、関係あるんだっけ???

はい。このような仕事をしておりましても、この手の手続きは難しいです。

HPを見ても、書いてある言葉が難しい。

ぱっと見た説明だけでは、申請しないで自己負担になっても、さほど変わりないのかも??などと思ったのです。

しかし!施設の職員さんからの「まだ申請されてませんか?しますか?」の電話に「まだですが、とにかく忙しくしていて…」と伝えつつ、「いったい、今とどのくらい請求額が変わりますか?」と聞いてみました。

なんと・・・
「申請して通るかどうかではなく、申請しないという意志が伝わったら、現在より毎月4万円くらいアップするかもしれません」

え???そんなに!!!!!しかも、今はしない、できる時にやろう!と思っていただけなのに「申請する意志ないんですね。あっそうですか」ってなる訳???

えぇ、びっくりしました。

今日は、台風の影響で出かけるお仕事はキャンセルになったので、急いで手続きへ。

とはいえ、銀行行って、コピーに行って、担当窓口行って、足りないから帰って、また窓口行って・・・も~~~~~!!!!!

先日の特別弔慰金申請といい、これといい、高齢者に対するサービスにしては、あまりにも難しい!

「国って、お金渡したくないんだろうね」って、本気で思うくらい。

そして、おひとりの方や、子どもたちと離れて暮らしていて、なかなか連絡を取れない人って、ちゃんと申請できたのかな?諦めてないかな?

そんな心配をしてしまうのでした。

もしも気になる方は、対象の方がお住まいの市町村の介護保険課や、介護保険の窓口できいてみましょう。

それも難しい方、協会にメッセージをくだされば、お答えしますので、お気軽にご相談くださいね。

エンディングノート普及協会 その他のお問合せから

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著者:akagawa

熱中症より草取りなのはなぜ???

どーしてなんでしょう???

なぜ、命がけで草取りとかしちゃうんでしょう!!!

すみません。エンディングノートナビゲーター®・終活講師の赤川なおみです。

いえ、命がけでっていうは言い過ぎですかね?いや、熱中症になると命を落としかけないので、やっぱり命がけか・・・

昨日も、高齢親子が自宅で亡くなっていたニュースがありましたよね。

クーラーの使用暦がないので、熱中症が原因ではないかと有りましたが、どうしてあんなにクーラーが嫌いなのでしょう?

確かに、高齢になると、暑さの感覚も鈍っているかもしれないし、クーラーで冷えるとあちこち痛いのかもしれません。

でも、今の気温は昔とは違いますよね。

昔は真夏だと言っても、今より4~5度は低かったですからね。

そして、暑さの感覚がないというところでいうと、我が家の義母の草取りもそうなんです。

どうして真夏に草取りをしちゃうのでしょうか・・・

倒れるのは、今年が初めてじゃないんですよ。毎年1回は倒れる。

昨年も、倒れていたのを近所の方が発見してくださって、病院に運びました。

今年は特に暑いので、草取りはダメだよと、私も娘達も伝えていたのに。

毎回やると気持ち悪くなって「もうやらん」って言うのに、今日も倒れてしまい、通りかかった方が見つけてくださいました。

いつも家に誰かいるから良いものの、誰もいなかったら・・

家にいる時は、時間をみて何度か声をかけるようにはしていますが、あまり言い過ぎても本人も嫌だろうと、やんわり伝えるわけですが、ここまでくると、やんわりどころではありませんね。

命を落としたら、なにもなりませんからね。

高齢者の方じゃなくても、今年の暑さは異常です。

私も含め、家族で声をかけあいましょう。遠方で暮らしている方は、連絡の回数を少しだけ増やしませんか?

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著者:akagawa

介護はいつから?◎月◎日から介護が始まります!と言ってもらえないから悩むのです

こんにちは。
エンディングノートナビゲーター・終活講師の赤川なおみです。

突然ですが、子育てと介護はとても似ています。

一番感じたのは、義父のおむつを買いに行った時。大人用のおむつにも「集めてもらおう」と、景品の案内がついているのをみて、赤ちゃん用と同じだ~と思ったものでした。

とはいえ、決定的に違うことがあります。

それは「いつから」とはっきり決まっていない事。

子育ては、出産予定日というものがあり、少し前後したとしても「出産」を期に始まります。

しかし、介護はそうではありませんよね。

そろそろかな?と思っていても、案外元気だったり、まだまだのつもりが、入院をきっかけに始まったり…

家族も気になりながら、どこから?なにから?どうしたら?と思うものです。

始まるタイミングとしては「入院」がきっかけになることが多いように感じます。

昨日まで元気だったのに、けがをして入院。

1週間のつもりが、入院中に変化が起こって介護が必要に…

その変化も、少しの声かけや気遣いで回避できることもありますが、そこに気付くには「いつかくるもの」という、自分の中の心づもりがないといけませんね。

こんなことで進行するの?

介護は◎月◎日から

と言ってはもらえない、けれど突然くるその日に備えて、少し考えてみませんか?ということをメルマガに書きました。

4月28日(火)12時発行の無料メルマガをごらんくださいね!

→夢を叶えるメルマガ 第96号

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著者:akagawa

離れて暮らす両親・大切な人が延命治療をしないと言ったら?

本家の長男の一人娘&本家の長男に嫁いだエンディングノートナビゲーター・エンディングノートの書き方・終活講師の赤川 なおみです。
我が家と両親の住む実家は、同じ県内と言えど100キロ離れています。
車で急いだとしても、2時間弱はかかります。
この距離では、何かあった時に困るなぁ?と、できれば近くに引っ越さない?と何度か話しました。
10年くらい前、実家が引っ越すというので、我が家の隣町を候補に上げました。
しかし、父のこれまでの仕事繋がりの方や趣味の会の仲間など、付き合いもあるので難しいと断られました。
最近は父も以前のように人と会ったり、出歩いたりすることもなくなってきたので、再度隣町への引越しを提案。
しかし、今度は数年前から母が町内会の役員などで忙しくしており、友だちとの交流も頻繁なため、今離れるのは…とのこと。
うーん困った…
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ん?何が困るんだ?
困るのは誰?

終末期を自分できめたい方は→http://ameblo.jp/saigomoegao6668/entry-11947714899.html

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著者:akagawa

老老介護や看病 やはりサポートが必要です

こんにちは。

エンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターの赤川なおみです。

大部屋に入院していると、聞こうと思わなくても他のベッドの方の会話が聞こえてきます。

病棟にもよりますが、高齢の方の割合は多く看護師さんも先生も対応に追われていることがあります。

聞こえにくい、転倒の恐れがある、部屋がわからない…

そのようなことは日常茶飯事ですが、やはりサポートが必要だなと思うのは「老老介護」の場合。

入院時の持ち物の説明をしても、なかなか通じない。

手術の説明や同意書に関しても、入院患者さんも家族もよくわからない。

お互いに一人暮らしの姉妹の方のは「自分のことも精一杯だから、お互い自分のことはなるべく自分で」と、頼りたくても難しい感じ。

病院のシステムから給湯室の場所や機械の使い方、テレビのリモコン操作(デジタルからBSに手が当たって切り替わると見れなくなった~…とか)。

高齢の方には難しいことがいっぱい!

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しかも、昔よりも説明が多くて、医師だけではなく、歯科衛生士だのリハビリだの薬剤師だの栄養士だの…

次々なんの話しかわからない?ということも多いみたいです。

看病する人も高齢の場合は、2人で右往左往。

ご両親と離れて暮らしている場合、ご両親も迷惑をかけまいと「来なくていいよ」と言われるかもしれません。

でも、できれば早い時点で顔をだしてあげてほしいのです。

ある程度のことを整えて、日数がたって慣れてくれば落ち着くことがほとんど。

病院側も家族の意向はなるべく聞いてくれるようになっています。

何度も通ったり、病院側に振り回される!ということにならないためにも、仕事の都合がつけば、なるべく早目に病院を訪ねてみてくださいね。

終活の悩みは、悩み解決相談室の
まで!

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